【SPトランプのご紹介1】
SPトランプのSPとはサブ・パーソナリティーの頭文字です。
SPトランプの重要な考え方であるサブ・パーソナリティー(SP)とは
サブ・パーソナリティーとは、全体としてパーソナリティー*の中にある人間の持つ様々な面を一つ一つ取り上げて、準人格化したものです。
私たちの内部(パーソナリティー)にある多角的多面的な部分をサブ・パーソナリティーと称しています。
*パーソナリティーとは、 一般的にその人の持ち味、個性のことで 一人の人間を包括的に意味する心理学の概念です。
SPトランプの開発について
SPトランプは1995年に神戸在住のYAO教育コンサルタントの代表である
八尾芳樹先生を中心に開発されました。
元は八尾先生が企業研修で各個人のSPを白紙に描いくというワークからスタートされていて
その後、絵が苦手な人にもSPを学んでいただくために考案されたのがSPトランプです。
左:八尾芳樹先生 右:川島
八尾先生は現在も第一線でSPトランプの学びを広めておられます。
当協会代表理事の川島も八尾芳樹先生に師事し、SPトランプを学んでいます。
SPトランプの構成
SPトランプは52個のSPとジョーカーで構成されています。
52枚のSPは、20代30代の研修参加者500人に20個ずつSPを書き出してもらい
共通するSPから52個を抽出しイラストと言葉にしたものです。
そして、実際のトランプ同様に、ハート、ダイヤ、クラブ、スペードのいずれかのマークと数字を
配したデザインになっています。
開発から20年以上にわたって大企業、一流企業、大学、高校、中学校、各教育機関などで
幅広く研修に使われています。
その学びは自分自身の理解からスタートして、成功体質になることをゴールとしています。
詳しい学びの紹介は ⇒ SPトランプの紹介2へ
サブ・パーソナリティーの提唱者
ロベルト・アサジョーリ
Roberto Assagioli
- イタリアの精神科医
- 1888~1974
- サイコシンセシス=精神統合の理論構築
- 人間に備わる全ての側面をバランスよく調和的に 発達させ、それを統合することを目指す=精神統合
- パーソナリティーの様々な面をサブパーソナリティーと呼んだ